年賀状をやめたいと思っても、一番厄介なのが勤務先の会社の上司の存在。
友達とは全く違う存在だし、本当に悩みますよね…
実は対上司の関係においての年賀状の止め方に悩んでいる方は非常に多く、僭越ならが私なりのアドバイスをさせていただければと思います。

ですが、自分にとってベストと思われる行動をとっていただければと思います!
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失礼にはならないけど、評価の上では確実に損になる!
ここが皆さん一番懸念していらっしゃいる部分かと思います。
年賀状を止めることでの、自分への評価がどうなるか?ですよね。
今どきの会社であれば、「年賀状のわずらわしさ」を考慮し、年賀状は禁止としているところもあります。
ですがその通達がなく、且つ、上司⇔部下の年賀状やりとりが常態化しているのであれば、今やめるのは損になる可能性がけっこうあるんですよね。
だって考えてみてください…
もしあなたからだけ年賀状が来なかった場合、社内での評価が全く同じ同僚が居たら、あとは上司の私的感情で色々決まってきます。
上司も人間ですからね、、、
特に古い体質の会社にいる場合はこれって尚更だと思います。
それに誰かとの比較、つまり相対評価で順位を付けられるのも当たり前と言えば当たり前です。

判断がつかないなら「年賀状は止めない」がベストなアンサー
上司への年賀状を止めたい…と思っている方にこの答えはどうかと思いますが、不安要素があるなら「やめない」のが良いと思います。
コストや手間もありますが、友達に送る年賀状と上司に送る年賀状ではまるっきり意味が違います。
それはさっき説明した通りです。
今の時代に、部下の負担を考えたら年賀状は止めよう!と提案してくれる上司もいるでしょう。
いや、むしろそれが普通かも知れません。
ですがそれを言わないということは、少なからず年賀状を大事にしている要素がある、とも考えられます。
上司の真意を知ることは難しいですが、だったら安全策を取ったほうがサラリーマンとしては賢明な判断だと言えますよね。
年賀状の意味を知り、意識を変えてみましょう
これはごり押しではなくて、あくまでも提案レベルの話です。
現状、上司への年賀状=面倒くさい存在になっていると思います。
ですがここで年賀状を出すことのホントの意味を理解しておきませんか?
以下、wikiからの引用です。
年賀状(ねんがじょう)とは、新年(正月)に届くよう送られる郵便葉書やカードを用いた挨拶状のこと。新年を祝う言葉をもって挨拶し、旧年中の厚誼の感謝と新しい年に変わらぬ厚情を依願する気持ちを、親しい相手への場合などには近況を添えることがある。
※引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/年賀状
簡単に言えば「昨年お世話になった感謝の意、今年もよろしくという依頼」というわけです。
ブラック企業で上司もダメダメ、、、ならこんな気持ちを年賀状で表現する必要はないと思います。
ですが、上司が自分を気にかけてくれている面もあるよなーという場合は、年賀状で感謝の意を伝えて損はないのではないでしょうか。

でもこうやって本来の意味を知ると、年賀状ってやっぱりいいものかも!と思えたりしませんか?
何も考えず、安い白黒デザインでサクッと出してしまうのも手
上司への年賀状はデザインであまり凝ったものを用意する必要はないかと思います。
チープすぎるのもはちょっと問題ですが、サクッと白黒(モノクロ)デザインでネット注文して済ませるのも手ですよ!
白黒だとカラーよりも安いですからね(^-^;
しかも最近は安い白黒でもデザイン性がしっかりしたものも増えているので、逆に味があって良いという場合もあります。
もし現時点で「とりあえず年賀状出してやってもいいか!」と思えているなら、以下のページを参考に、モノクロ年賀状で安く済ませちゃうこともぜひご検討を!
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年賀状のモノクロ(白黒)デザインがおしゃれで安いところ、徹底紹介!
年賀状はカラーが当たり前!という中で、敢えてのモノクロデザインを選ぶとインパクトもあって良いかもしれません。 ですが、いかにも安っぽいものだと良くないので、それなりにデザイン性もあるものを選べばかっこ ...
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ただ、ちょっと気を使っておきたいのが挨拶文やメッセージです。
おそらく、上司の方はデザインどうこうよりもここに注目をしていること間違いなしです。
なんて書いたらいいか考えるのがまた面倒だし、うっとうしい、、、と思うのですが、以下の「上司向け挨拶文例」のページを見て、そのままコピペしたりアレンジして使ってください。
これでだいぶ楽に年賀状の壁を乗り越えられると思います。
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上司への年賀状、カジュアルな挨拶文で決める文例集!コピペOK!
会社の上司に出す年賀状って、挨拶文でかなり迷っちゃいますよね・・・ 堅苦しいお決まりの挨拶文だと温かみがないし、でもカジュアルな文章だと逆に失礼になったりする可能性もあったりして・・・ というわけで、 ...
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どうしても止めたいならこんな方法がおすすめ
もし全くもって上司へのリスペクトがない、という場合には、無理に年賀状を出す必要はないと思います。
ですがさっきも言ったように、年賀状のやりとりが常態化してしまっている会社・組織においては、何かしらの不都合が生じるリスクは受け入れてくださいね(^-^;
あくまでも可能性の話ですが。
※特に感情で動くタイプの上司の場合は、モロにあなたへの評価を下げる危険性もあり得ます。
そして止めるにあたっては、事前に連絡や根回しをしておくべき。
いきなりピタッと今年から連絡なしに年賀状を止めるのだけはおすすめしません。
「〇〇さんって年賀状何枚出すんですか?」…からの~
事前連絡と言っても、「今年から止めます宣言」を自分からするのは微妙です。
それこそ、年賀状は当たり前と思っている上司にとってはこれはマイナスですよね(^-^;
そこで普段の何気ない会話から年賀状の話題に持っていき、その流れで今年から辞退したい旨を伝えます。
12月に入れば自然とそういう話題に持っていくことも可能でしょう。
例えば、「〇〇さんって年賀状何枚出すんですか?えー大変じゃないですかぁ?」などの前振りからの「自分はもう止めます宣言」は有効。
逆にこの会話の中で、その上司の年賀状熱があると感じたら、サッと引いてやめます宣言はしない、という判断もできるわけです。
こういった探りを入れて判断するのはもの凄く重要です。
匿名で会社に提言!社内革命を起こす!
会社に目安箱的なものが有ればいいのですが、それが無い場合。
例えば会社の代表や取締役、部長クラスの方に、匿名で提言メールを送ってはいかがでしょうか。
「多くの社員が、上司への年賀状で疲れている」と言った内容をお知らせするわけです。
部下を大事に思う上司であれば、それを受けて何かしらの改善策を打ち出すはずです。
これで年賀状中止令が出れば、最高でしょう。
堂々と年賀状を止めることができます。
注意ポイント
フリーメールアドレスを使う場合は、メールヘッダーにあなたの名前が設定されていないか事前に注意しましょう。
ヤフーメールでもgmailでもその設定がされていれば匿名の意味が全くなくなりますので(^-^;
こういう匿名メールを送っても何も動きがないという場合、ちょっとその会社の体質に疑問を感じますよね。
これはこれで、長くは勤務しないほうがいいな、という判断の1つにもあるかも知れません。
現実問題、年賀状を止められない会社もある!
年賀状というのは意識の差が非常に出やすいものです。
特に40代以上の上司の場合は、年賀状を出すことも仕事の一環と考えている方も多いんですよね。
なのでここを軽く考えたり、自分の判断で出さないというのは、時として大きなダメージになることもあるんです。
例えばヤフー知恵袋を見渡してみてもこの点の問題がたくさん提起されているんですよね…
日本ならではの、本当に根深い問題だと感じさせられます。
〇上司に年賀状返さなかっただけで怒られた。
上司40代、私20代の会社員です。
年賀状が届いたことは確かですし、個人のメッセージで「あけましておめでとうございます。年賀状届きました。かわいい年賀状ありがとうございました!」と送りましたら、返事が来ました。
それでよかったんだとおもってましたが今日出勤したら怒られました。
※引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11218466366
上司は年賀状は出すもの、そしてこの投稿者は年賀状じゃなくても新年の挨拶をすればオッケー、という認識の差ですよね。
本質で言えばこの質問者(部下)の考えで正しいと思うのですが、やっぱり形式的にでも年賀状を出すのが当たり前という認識の方は多いです。
〇新年早々上司に年賀状のことで怒られました。
もともと年賀状など出すつもりなくて、
(年賀状出さないのでよろしくお願いします。と言ったらダメだと言われた)しぶしぶ出した感じですが、ますます年賀状を出したくなくなりました。最初は出してたけど出さなくても何も言われなくなった人、どうやってフェードアウトしましたか?
※引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11218434141
上司に普通に年賀状を出さない宣言をしちゃうあたりが度胸あるな~と思いますね(^-^;
でも何も言わないで出さないよりはまだマシかも知れません。
とは言っても、年賀状を出さないという選択肢があるのかどうか、同僚やちょっと上の先輩社員に聞いてみるくらいのことはしたほうが良いと思います。
いきなりのこの宣言はプラスにはならなそうです。
〇職場の上司から年賀状が届いたのですが…
帰省から自分のマンションに昨日戻ったのですが郵便物は上司からの年賀状が入っていました。
ありがたい気持ちはもちろんありますが、なんせ月曜から仕事始まりで今さらお返しの年賀状出しても遅いかな……と感じてます。
※引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11218365231
年賀状の準備をせずに帰省、、、これは会社勤めの方にとっては大きなミスです。
で、ここで更にターニングポイントになるのが「仕事はじめの直前でも年賀状を出すかどうか」ですよね。
結論を言えばこれはやったほうが良いです。
年明けでも松のうちと呼ばれる1月7日までなら一般常識として年賀状が間に合うため、すぐに手配することをおすすめします。
どうでしょうか。
このように、自分の判断で年賀状を止めてしまって困る事態になったり、また年賀状を送ったにしてもその内容にケチを付けられたというケースさえあります。
これだと年賀状を止めるというのは実質不可能では?と思えますよね。
ここを自分の判断だけで決めてしまうのはサラリーマンとしては非常にリスキー。
近いうちに会社を辞めるなどの理由がない限り、意識改革をして気持ちよく年賀状を出すという選択肢を取ったほうがやっぱりおすすめではあります。
年賀状の禁止令が出ている会社もあるんです!
私意見の考えとしては、(繰り返しになりますが)何かわかりやすい形での発表がない限り、年賀状は止めないほうが良いと思います。
もし会社として禁止したい気持ちがあるなら、ちゃんとそれを社員向けに発表するのが普通だからですね。
逆にそれが無いならば、年賀状文化を大事にしているよ、ということの裏返しでもあると思います。
例えば最近では、こんな感じで社内年賀状禁止令が出る会社も増えており、こういう発表があることを待つしかないのかな、と感じます。
年賀状の時期が近づき、会社で「虚礼廃止のため年賀状禁止」のお触れがでているわけだけど、「虚礼廃止」を見るとにもりんのバレンタインデーの義理チョコを本命とみなすアレが思い出される
— いつき (@suge_itsuki) November 26, 2019
会社で年賀状禁止、バレンタイン禁止、ホワイトデー禁止、出張や旅行のお土産禁止になりました。
理由は新入社員にプレッシャー与えるから。
元々強制してないし、新入社員とは言え大人なんだから個人の好きにすればいいやんw
もう働くこと禁止にして欲しいわ。
— アフロ (@DQX_afro) February 4, 2019
一昨年くらいまで、うちの会社は年賀状の送付禁止を「虚礼廃止」って表現してたけど、これだと「虚礼廃止だからあなたには年賀状送りません」って言うと「今までのは虚礼だったのか…」ってなっちゃうだろ!
と思ってたら虚礼って表現がなくなって単純に年賀状禁止になりました— GeDoU (@dgddru) November 18, 2016
ウチの会社、社員間での年賀状禁止だわ。同期同士とかならいいけど、上司が部下に送ったらその時点で上司はヒラになれる。
— 🐅とらっち🐅@ (@tlch1) January 5, 2018
父親の会社が年賀状禁止になったとの。そう言った風潮なのね!!🎃
— イケハラタカヒロ (@ikeharatakahiro) October 10, 2019

でも不満を抱いてもしょうがないですし、どうしても嫌なら自分が偉くなって変えてやる!くらいの気持ちで今年も乗り切ってみませんか?