あまりにも酷いデキのものはナシとして、そこそこのクオリティで出来るだけ安く済ませる方法はあるんです!
さて結論から申し上げますと、一番安いのはネット注文で年賀状印刷をオーダーする方法です。
安いところなら、年賀はがき代を込みにしても1枚80~90円くらい、高くても100円ほどには収まるでしょう。
安さ重視であればぜひおたより本舗&ネットスクウェアを検討されるのが良いかと思います!
ここで勘のいい方であれば、
家庭用プリンタを持っているならば自作したほうが安く仕上がるのでは!?
という考える方もいらっしゃるでしょう。
プリンターのメーカーでは各社とも無料の年賀状素材集を配布しておりますので、それを利用すればデザインは無料でできるわけです。
あとはインク代だけ、、、となりますが、その辺のことをもう少し詳しく以下にて説明をしていきたいと思います。
尚、手間という点を考えると遥かにネット注文のほうが良いに越したことはありません。
このページのもくじ
自宅用プリンターでの年賀状印刷が安く済みそう!と思うワケ
まぁ何を使っていても大して問題ではないのですが、昔から各メーカーにおいて年賀状の素材集・デザインテンプレを無料で配布していますよね?
それをPCでダウンロードし、写真や挨拶文、差出人情報などを入れれればもうデザイン面は完成してしまいます。
ここでかかるコストは0円、無料ですよね!
大手プリンタメーカーの年賀状素材サイト
- キャノン:Canon Creative Park
- エプソン:無料年賀状素材でこだわりの年賀状を作ろう
- ブラザー:年賀状・無料ダウンロード
スマホのアプリと連動させても作れちゃう
もしパソコンが無い、面倒だ、という場合には、自社製プリンターと連携できるスマホアプリを使えばいい話です。
アプリを使えばスマホに保存済みの写真を使うなどして年賀状デザイン面が作れますので、あとはそれをプリンターにデータ送信して印刷するだけ!
現代人にとってはこの方が簡単かもしれませんね!
大手プリンタメーカーの年賀状作成アプリ
- キャノン:PIXUSかんたん年賀状
- エプソン:スマホでカラリオ年賀
- ブラザー:Brother いつでも はがき・年賀状プリント
一番の問題、印刷の為のインク代はいくらかかるのか?
正直、年賀状に必要となるインク代の計算が一番のネックになります。
こんな計算をするためにイチイチ検証するのも面倒すぎて倒れそうになりますが、実はキャノンが年賀状1枚の印刷にかかるコストを計算して公開してくれているんですね!
要参照:キヤノン:インクジェットプリンター PIXUS|年賀状印刷コストについて
宛名印刷もやると仮定した場合ですが、大容量インクタンクだと8.5円、標準インクタンクだと11.1円が1枚印刷のコストということになります。
インクコスト(税込) | 大容量インクタンク | 標準インクタンク |
---|---|---|
通信面 | 約7.5円 | 約9.9円 |
宛名面 | 約1.0円 | 約1.2円 |
裏表の合計 | 8.5円 | 11.1円 |
但し注意点は、インクを買っても確実に余る!ということなんですよね~。
これもキヤノンの検証ページの情報ですが、標準インクタンクを使っても一番最初になくなるイエローでもその目安は223枚だそうです。
ここで考えてみてください!!
「そんなに年賀状、印刷しますか?」
いくら1枚あたりのコストが安いと言っても、インクを使い切らない場合はその数値は意味がありません。
結局は、最初に支払ったインク代を、刷った年賀状の枚数で割った数字・・・これがこそが家庭用プリンタ使用時の本来の印刷代になる!と思っておいたほうが良いです。
純正インクカートリッジ5色の場合
販売店によっても価格はけっこう違うかな?と思いますが、アマゾンで見てみるとこの通り、約4,000円でした。
Canon 純正 インク カートリッジ BCI-351(BK/C/M/Y)+BCI-350 5色マルチパック
あとは購入する年賀状の枚数ですよね!
今は1枚62円が定価です。
これを表にしてみると・・・
印刷枚数 | インク代 | 年賀はがきコスト | 合計 | 1枚あたりのコスト |
---|---|---|---|---|
10枚 | 4,000円 | 620円 | 4,620円 | 462円 |
20枚 | 4,000円 | 1,240円 | 5,240円 | 262円 |
30枚 | 4,000円 | 1,860円 | 5,860円 | 195円 |
40枚 | 4,000円 | 2,480円 | 6,480円 | 162円 |
50枚 | 4,000円 | 3,100円 | 7,100円 | 142円 |
60枚 | 4,000円 | 3,720円 | 7,720円 | 129円 |
70枚 | 4,000円 | 4,340円 | 8,340円 | 119円 |
80枚 | 4,000円 | 4,960円 | 8,960円 | 112円 |
90枚 | 4,000円 | 5,580円 | 9,580円 | 106円 |
100枚 | 4,000円 | 6,200円 | 10,200円 | 102円 |
この辺から1枚あたりのコストが100円を切ってくる! | ||||
150枚 | 4,000円 | 9,300円 | 13,300円 | 89円 |
200枚 | 4,000円 | 12,400円 | 16,400円 | 82円 |
ということは、これくらいやって、やっとネット注文と同じくらいの安さになるっていうことよね?
でも、自分でやるにはかなりの手間が発生しますし、印刷ミスという想定外の出費もあり得ます。
数枚の印刷ミスがあるだけで一気にコストが上がってくるのでこのリスクはちょっと取りたくないんですよね。
では実際にネット注文のネットスクウェアと比較をしてみましょう!
ネットスクウェアに限ったことではありませんが、ネット注文業者は早割という割引システムがあり、年末から遠いうちのほうが印刷料金も安く済みます。
今回は年賀状を意識し出す11月の上旬という仮定で計算、比較をしてみますね!
以下が11/07時点でのネットスクウェアの印刷料金(はがき代も込み・税込)との比較表になります。
印刷枚数 | 自宅プリンタで 作成した場合のコスト |
ネットスクウェアで 印刷注文した場合の料金 |
---|---|---|
10枚 | 4,620円 | 2,327円 |
20枚 | 5,240円 | 3,166円 |
30枚 | 5,860円 | 3,966円 |
40枚 | 6,480円 | 4,681円 |
50枚 | 7,100円 | 5,345円 |
60枚 | 7,720円 | 6,235円 |
70枚 | 8,340円 | 6,984円 |
80枚 | 8,960円 | 7,665円 |
90枚 | 9,580円 | 8,479円 |
100枚 | 10,200円 | 9,144円 |
150枚 | 13,300円(高) | 13,172円(安) |
▲ここでコストの逆転が起きる▼ | ||
200枚 | 16,400円(安) | 16,871円(高) |
ですが150枚まではネットスクウェアのほうが常に安くなりますし、これだったらどちらを選ぶか、結論は明らかだと思います。
2018年からはデザイン数も一気に増えていますし、その点でも満足度は上がってきています。
最後に、結論まとめ&本検証における注意点など
年賀状を自分で作る上で一番のコストになるのが結局はインク代ということになります。
いくつかの色のカートリッジが必要になるのでそれだけでも費用が嵩み(かさみ)ますし、色によって消費の度合いも異なります。
なので、最終的に余る色もあれば足りなくなる色も出てくるはずです。
普段からプリンターを使っているのであればそういうデメリットも吸収できるのですが、年賀状のためだけにインクを買うような方の場合、これは明らかにコスパが悪くなるのは明白ですね!
わざわざプリンタにかけるお金がかなりもったいなくなってしまいます。
となると、ほとんどのご家庭において【年賀状はネット印刷注文のほうが安く済ませられる!】ということになるはず。
そしてコスト面だけではなく、そこにかかる手間も考えたほうが良いです。
「時は金なり」とはよく言ったもので、ちょっとの料金差のためだけに余計な手間をかけるのは意味がありません。
今後の流れとして、安さの追求・クオリティの追求という両面で年賀状はネット注文!という常識が浸透していくのは間違いないと思います!
【おまけ・更に安く!】年賀はがき自体を安く購入する
印刷コストについては上記で説明した通りですが、
- 年賀状印刷が安いネット注文を利用するのか
- 自宅のプリンターで印刷するのか
のどちらにせよ、
年賀はがきを安く仕入れる(購入する)に越したことはありません。
なぜかというと、家で印刷する場合はもちろん、ネット注文業者でも年賀はがきの持ち込みに対応している場合があるからです。
安く買った年賀はがきを持ち込むことにより、その分安上がりになりますので大量に申し込む場合は馬鹿にならない金額差が発生することも。
年賀はがきは1枚62円が定価ですから、それよりも安くと言っても1枚レベルではたかが知れています。
でも少しでも安く年賀状を済ませる方法として、人によっては(大量に年賀状を作る方にとっては)有効な手段となりますのでぜひ以下をご検討ください。
その1:金券ショップで年賀はがきを安く買う
どういうわけか歳末には年賀状が金券ショップで安く売られています。
都市伝説かもしれませんが、実は郵便局員が(強制させられている?)自買営業による余りだったり、年賀状が大量に余ってしまった事業者などが売っている場合もあるとかないとか、、、
内実ははっきりとしていませんがどうなのでしょう。
それはさておき、金券ショップに行きますといっぱいの年賀状がズラリと並んでいます。
年賀状の定価は一般的なもので62円ですが、60円やそれ以下の金額で購入する事も実現可能。
200枚、500枚というような刻みで買い入れると数百円~千円くらいはうま味が出てくるはず。
年を跨いだらほぼ無価値になりますし、お店側も安くしてでも売りさばきたいのでしょう!
その2:クレジットカードで購入⇒ポイントを貯めて実質的な割引にする
日本郵便のオフィシャルの通販サイトに郵便局のネットショップというサイトがあるのをご存知でしょうか。
ここでの年賀はがきの販売価格は当然ながら定価の1枚62円となりますが、嬉しいことにクレジットカードでの決済が可能なんですね!
クレジットカードの活用だと(カードで定められた)ポイントがもらえますよね!
どういったカードを使うかによって貯まるポイントの種別も異なりますが、だいたい購入金額の1%~2%くらいが相場でしょう。
現金で買うよりも明らかにお得ですし、これが実質的な割引のような感じになったりしますのでやらないよりはいいですよね!
重要!5,000円以上で送料無料になる
1枚62円の年賀状に送料を払っていては節約も意味がなくなるため、必ず5,000円以上にして送料無料で配送をしてもらいましょう。
純粋に年賀はがきだけ買う場合は、5,000÷62=80.64516129032258!!
つまり81枚買えば送料無料になるというわけです。
これくらいの枚数なら余裕で買えますよね。
今年の年賀状印刷、どこにしよう…とお困りなら!
いろんな年賀状印刷サービスがありすぎて、結局どこがいいのか良くわからない…そのお気持ち、とっても良くわかります。
※これら過去の実績の極々一部です笑
おかげさまで年賀状作りが大好きになり、各社のポイントも自然にわかるように!
そんな年賀状マニアな私が、安くてコスパが良い今年おすすめの印刷サービスをトップページで心を込めて紹介しています。
要参照:年賀状印刷が安い!私のおすすめ比較ランキング
シンプルに安くてお財布に優しいところから、デザインが良いけどコスパも良いね!ってところまで、お気に入りの年賀状印刷サイトが必ず見つかるはず。
これを読んで、今年の年賀状の準備をサクッと納得の料金・満足度で終わらせてしまいましょう!
ぜひぜひ、参考にしていただければと思います。